診療科のご案内

整形外科

整形外科の扱う疾患は、運動器(四肢脊椎の骨・関節・靭帯・末梢神経・筋肉など)に関わる病気や外傷の専門的な治療を行っている診療科です。

当科では整形外科専門医5人を含めた6人の常勤医師と、6人の非常勤医師を中心に、上肢・下肢骨折などの外傷、脊椎・関節の慢性疾患、スポーツ障害、末梢神経障害など幅広い領域に対し、 手術治療及びリハビリテーションを含めた保存療法により、地域医療に貢献していきたいと考えております。 当院は、幼児から超高齢者、透析患者様の手術にも対応可能となっております。 ただし、骨軟部悪性腫瘍と小児整形外科は対応困難となっております。

当院の特長として、

  • 上肢・下肢のあらゆる骨折に対して、24時間対応可能です。
  • ナビゲーションを使用して下肢人工関節置換術を施行し、最小侵襲手術を目指しています。
  • 内視鏡下脊椎手術を施行しております。
  • スポーツ障害に対する手術加療やリハビリテーションを積極的に行っております。
    手の外科専門医も診療しております。
    平成30年7月より肩関節疾患専門外来も開設いたしました。さらに幅広く対応できるようになりました。

当院には、3テスラMRI、マルチスライスCTなどの最新の画像検査機器を取り揃えております。 また、高齢化社会に伴い、寝たきりの原因として注目されている脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部骨折の原因である骨粗鬆症の患者が急増しております。 骨粗鬆症検診として、脊椎・四肢骨の精密な骨密度測定(DEXA)を行なっております。

診療担当表

  曜日 曜日 曜日 曜日 曜日 曜日
午前 5診:能勢 4診:武中
脊椎外来(予約)
5診:渡邉<哲>
膝関節
5診:中原(第1,3,5)
/名井(2,4)
5診:西村 5診:前田 5診:三山
午後 7診:前田(第1,3)
股関節外来(予約)
4診:佐原
肩外来(予約)

5診:尾川(予約・再診)

  18:00~19:30
スポーツ専門外来(予約制 / 紹介状をご持参
横井・黒田・大堀(交代)
18:00~19:30
スポーツ専門外来(予約制)
正富
  午前  9:00~12:00(受付 8:30~11:30)
  午後 14:00~16:00(受付 13:00~16:00)

★膝関節外来 毎火曜日午前 渡邉<哲>までご相談下さい。
★股関節外来 第1,3火曜日14時~(前田) 人工股関節・骨切り術をご希望の方はご相談下さい。
★脊椎外来(内視鏡) 火曜日9時~ 脊椎(内視鏡)外科をご希望の方はご相談下さい。
★肩外来 水曜日14時~(佐原)肩痛でお困りの方はご相談ください。

【休診情報】

前田:10月25日(金)午前 → 代診:西村
三山:10月26日(土)午前 → 受付 11:00まで
   12月7日(土)午前 → 代診あり
正冨:12月5日(木)夜診 → 代診あり



整形外科医師

部長 渡邉 哲
大阪医科大学卒業
大阪大学医学博士
【専門分野】
膝関節外科、人工関節(膝・股)、外傷(骨折)
【専門医、認定医】
日本整形外科学会 専門医
難病指定医
顧問 能勢 和政
大阪大学医学部卒業
【専門分野】
外傷一般、骨折、脊椎外科
【専門医、認定医】
日本整形外科学会 専門医
医長 西村 直巳
京都大学医学部卒業
医学博士
【専門分野】
外傷一般、骨折、股関節外科
【専門医、認定医】
日本整形外科学会 専門医
日本リハビリテーション医学会 臨床認定医
日本リウマチ財団登録医
医長 前田 ゆき
神戸大学医学部卒業
大阪大学医学博士
【専門分野】
股関節外科、人工関節(股・膝)、外傷(骨折)、骨粗鬆症、メディカルフィットネス
【専門医、認定医】
日本整形外科学会 専門医
日本股関節学会 評議員
日本骨粗鬆学会 認定医
医員 尾川 義政
大阪市立大学医学部卒業
【専門分野】
外傷一般
【専門医、認定医】
日本整形外科学会 認定医
医員 山口 美樹
藤田保健衛生大学医学部卒業
【専門分野】
外傷一般
【専門医、認定医】
在宅サポートチーム 医師 小西 則久
昭和61年 愛知医科大学医学部卒業
非常勤 武中 章太
大阪大学大学院医学系研究科整形外科助教
大阪大学医学博士
【専門分野】
脊椎・脊髄外科、脊椎内視鏡手術
【専門医、認定医】
日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
非常勤 正冨 隆
社会医療法人行岡医学研究会行岡病院 手の外科センター長
【専門】
手の外科(手、手関節、肘)、投球障害
非常勤 佐原 亘
大阪大学大学院医学系研究科整形外科助教
【専門】
肩関節疾患

四肢外傷  関西メディカル病院・骨折手術センター

上肢・下肢のあらゆる骨折手術に対して、対応しております。24時間救急対応可能です。 当院は、年間464件(2015年)の整形外科手術を行っていた豊中渡辺病院の整形外科を継承し、2016年6月に開院後2年が経過いたしました。 2016年度骨折手術件数は、569件(上肢183件、下肢386件)、2017年度骨折手術件数は、539件(上肢174件、下肢365件)となっております。
当院は、脊椎圧迫骨折に対して、入院加療を行っております。入院後、速やかにリハビリテーションを開始し、自宅復帰を目指しております。 脊椎圧迫骨折の中には、骨折部の骨癒合不全に陥る可能性のある症例や疼痛が強く、離床が進まない症例があります。 その場合には、積極的に圧迫骨折椎体形成術(BKP)を施行しております。2017年6月より開始し、開始以降1年間で12件施行されております。

下肢関節疾患  関西メディカル病院・人工関節センター

担当: 膝関節 渡邊  哲   外来日:毎週火曜日午前
担当: 股関節 前田 ゆき  外来日:第一・三火曜日午後

変形性関節症の原因は、関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与していると言われています。 関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。初期には、運動療法や内服加療が著効しますが、変形性関節症が進行すると、股・膝関節の痛みにより歩行困難となり、日常生活が不自由になります。 股・膝関節の変形性関節症や関節リウマチに対して主に人工関節置換術を施行します。

ナビゲーション下 下肢人工関節手術

当院の特長は、ナビゲーションシステムを使用して、人工膝関節置換術、人工股関節置換術、人工関節再置換術に対応していることです。 人工膝関節ではナビゲーションを使用することで、小切開で、正確な人工関節設置が可能です。より良い機能予後を得るために、症例を選んで人工関節全置換術(TKA)および人工関節単顆置換術(UKA)を行っています。
人工股関節置換術(THA)でナビゲーションを使用し、正確に人工関節を設置することで、人工関節の耐久性に良い影響を及ぼす他に、ナビゲーション非使用時と比較して、脱臼危険性を有意に減らし、患者さまにとって安心でかつ低侵襲な手術を実現可能となっています。

脊椎外科 専門外来

担当: 武中 章太  外来日:毎週火曜日午前

主な疾患

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎部での椎間板(骨と骨の間のクッション)の突出により神経障害を来たした疾患です(右図)。この疾患の基本的な症状は腰痛と片側の脚の痛みです。 通常の腰椎椎間板ヘルニアでは3ヶ月程度で痛みがおさまることがありますが、それを超えて症状が続いてしまう場合や極端な症状(足が動かない、尿が出ない)の時は手術が必要です。

MED(内視鏡下腰椎椎間板摘出術)

MEDは内視鏡下で椎間板ヘルニアを摘出する手術です。手術創が小さく(18mm程度),1週間程度の入院で日常生活に復帰される患者さんが多いです。

腰部脊柱管狭窄症

ひとことでいうならば腰椎の老化に起因する疾患です。具体的には腰椎部での神経の通り道(脊柱管)が周囲の椎間板、靭帯、骨などにより圧迫を受け症状を来たします(右図)。 典型的には間欠跛行という症状が出ます。間欠跛行とは、ある一定の距離歩くと脚のしびれ、痛み、足が前に出ないなどの自覚症状が生じて歩けなくなり、一旦座って休憩すると再び歩行できるようになる状態です。 3ヶ月程度でそういった症状がおさまることがありますが、それを超えて症状が続いてしまう場合や極端な症状(足が動かない、尿が出ない)の時は手術が必要です。

MEL(内視鏡下椎弓切除術)

MELは内視鏡下で椎弓(腰の背中側の骨)を一部切除して脊柱管の狭窄を解除する手術です。2椎間まではこの方法で対処が可能です。手術創が小さく(1椎間当たり18mm程度)、1週間程度の入院で日常生活に復帰される患者さんが多いです。 3椎間以上の場合や、腰の骨どうしのずれ(すべり症)が強い場合には従来法を行います。固定術(2つの骨を一つにくっつける)を行う場合も3Dプリンターを使ったガイドを用いて極力低侵襲で手術を行います。

肩関節 専門外来

担当: 佐原 亘  外来日:毎週水曜日午後

肩痛でお困りの患者さんはいらっしゃいませんか? リハビリテーションや注射などの保存療法から手術療法まで幅広く対応させて頂きます。

主な疾患
  • 肩関節周囲炎(五十肩):痛みの程度、拘縮の程度など様々な患者さんがいらっしゃいます。 まず痛みのコントロールをすることが大切です。痛い状況でリハビリを続けているとかえって拘縮が進行することがあります。治療に難渋している患者さんがおられましたら、ご紹介ください。
  • 肩腱板断裂:60歳以上で肩関節周囲炎と診断して経過観察している患者さんはいらっしゃいませんか?10~20%の頻度で腱板断裂の患者さんがいらっしゃいます。 断裂が拡大する前に適切な治療をする必要があります。もしかしたらと思ったら、まずご紹介ください。
  • 反復性肩関節脱臼:怪我をきっかけに肩関節脱臼を繰り返す患者さんがいらっしゃいます。手術療法が唯一の方法です。少しでも困っている方がいらっしゃったら、まずご紹介ください。
  • 肩石灰沈着性腱板炎:腱板内に石灰が沈着して痛みを引き起こします。 多くは急激な痛みで発症した後短期間で石灰は吸収され痛みもなくなります。しかし中には慢性的な痛みで困っている患者さんがいらっしゃいます。エコー下穿刺で60~70%は完治します。X線で石灰を見つけたら、まずご紹介ください。
  • 上腕骨近位端骨折:高齢者の骨折の中で、腰椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、大腿骨頚部骨折に次いで4番目に多い骨折です。粉砕の強い骨折は手術に難渋します。難しそうと感じたら、まずご紹介ください。
    その他:変形性肩関節症、肩関節ガングリオン、スポーツ障害肩、など
主な手術療法

関節鏡下腱板断裂手術:肩腱板断裂の患者さんに対して行います。除痛効果に優れた手術です。完全修復できれば筋力回復も期待できます。手遅れになる前にまずご紹介ください。

関節鏡下肩関節唇形成術:反復性肩関節脱臼の患者さんに対して行います。

リハビリテーション

当院のリハビリテーション科には理学療法士53名、作業療法士8名、言語聴覚士7名が在籍し、医師、看護師、医療相談員がチームとなって患者様のリハビリテーションに取り組んでいます。患者様が希望を持って地域で活き活きと暮らせるように支援して参ります。
当院ではスポーツリハビリテーション(投球障害、腰痛、膝・足関節周囲の障害)も行っております。医師、理学療法士が連携してスポーツ種目や目標に応じてプログラムを立案し、競技復帰までサポートしています。

画像検査機器(近隣の病院・医院からの検査依頼も承ります。)

  • 3テスラMRI
  • マルチスライスCT
  • コンピュータX線撮影
  • フラットパネル透視X線撮影
  • X線骨密度測定装置(DEXA法)

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