診療科のご案内

放射線科

  • 当科では一般X線撮影(胸部、腹部、四肢、乳房)や、特殊造影検査(消化管、尿路、胆道など)、超音波、CT、及びMRIについて検査施行し、読影診断レポートの作成を行っています。
    CT、MRIでは各診療科の依頼内容に応じて、近年、高度に複雑化した多数の撮影方法の中から最適な方法を選択し有用な画像を提供し、速やかに的確な読影診断を報告しています。
    使用装置は、高性能マルチスライスCT2台(GE社製64列と16列)と最新式高性能MRI(GE社製3テスラ)で、従来よりも撮影時間が短く、精密な画像が得られる。MRIでは従来撮影時の騒音が短所であったが、当院の機種では一部の撮影音を著減する世界初の性能が搭載され、被験者の負担も軽減されています。
    今後行う予定であるインターベンショナル・ラジオロジー(IVR)とは、血管撮影、超音波などの画像ガイド下に経皮的手技(カテーテルという細い管を血管内に挿入したり、臓器に体外から針を穿刺したりすることでガンの治療や他の様々な治療を行う)のことです。血管撮影装置は導入を検討しています。
  • 主に扱う疾患:頭部、胸部、腹部、四肢などの外傷、炎症、腫瘍など全身の疾患

MRI装置

  • MRI装置
    MR SIGNA Pioneer(GE ヘルスケア・ジャパン)
    MRIとは、Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の頭文字で、磁場と電波を使って身体の断面を撮影する検査です。
    MRIは、X線を用いて撮影するCTとは異なり、磁力を使用しているため放射線被ばくがありません。
    当院では最新鋭の3.0T(テスラ)のMRI装置を導入しております。
    ・3.0T(テスラ)とは?
    テスラとは磁場の強さを表す単位です。身近な例でお示しすると、肩凝りに使う家庭用磁石入り絆創膏(商品名:ピップエレキバン)は80 〜190ミリテスラ、 つまり0.08 ~ 0.19テスラです。テスラの数字が大きいほど磁場が強いことを意味し、MRIにおいては質の高い画像の描出、検査時間の短縮が期待できます。 従来見過ごされていた正常構造、異常所見への診断能力の大幅な向上が期待されます。

    当院で設置予定の最新鋭のMRI装置の特長は通常の頭部のMRI検査は工事現場で出るような大きな音がしますが、 当院の最新鋭のMRI装置は頭部検査において非常に静かに撮影が可能になり、患者さまにも負担が少ない装置になっております。
    また通常のMRIよりも患者さまが入るMRIの筒も広くなっており患者さまの負担が少なくなっております。
    このMRIでは全身領域の検査が可能になっております。

CT装置

CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影画像)の頭文字で、エックス線を使って身体の断面を撮影する検査です。 CTは体内の様々な病巣を発見することができ、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関しての描出能が優れております。
当院では64列・16列の高性能なCT装置を設置しております。
従来のCT装置よりも高速・広範囲・高精細撮影の検査ができます。通常、長期間の息止めが困難な患者様でも楽に検査を受けることができます。

現在、X線被ばくの問題が取り上げられることがありますが、このCTでは患者様ごとに最適なX線量を自動計算します。また、最新技術により従来に比べて少ないX線量で高精細の画質を得ることが可能なため、大幅な被ばく低減が期待できます。

GE製64列CT Optima CT660 Pro Advance

GE製64列CT Optima CT660 Pro Advance

GE製16列CT Brivo CT385

GE製16列CT Brivo CT385

マンモグラフィー装置

マンモグラフィー装置

マンモグラフィーとはMamma(乳房)+Graphy(撮影法)の造語でX線を使用した専用装置で撮影する乳房検査のことです。
マンモグラフィーは非常に細かい変化をさがすため、片方ずつ透明なアクリル板で乳房をはさみ薄く伸ばして撮影します。薄くなった分だけ画像も見やすくなり、被ばく量も軽減できます。

2台ある当院のマンモグラフィー装置はどちらも最新鋭のデジタル装置ですが1台はマンモトームという精密検査の機能を併せもち、もう1台は従来よりも大きな乳房の方へも対応した撮影装置となっています。
当院の装置で撮影された画像は「特定非営利活動法人 日本乳がん検診精度管理中央機構」に適正な画像として認定されています。

X線骨密度装置(DXA法)

X線骨密度装置(DXA法)

DXAとはdual-energy X-ray absorptiometryのことで2種類のX線を骨に照射し骨と他の組織との吸収率の差で骨密度を計算します。
検査台に仰向けに寝ていただくだけで検出器が自動計測します。

骨折のリスクを判定する骨密度測定には簡便な超音波法や両手をX線撮影する方法もありますが、日本骨粗鬆学会は腰椎と大腿骨の2部位のDXA法を推奨しています。
従来のDXA法は計測に時間がかかり、仰向けで寝ていただく時間が長く、腰痛のある方には苦痛が伴うこともある検査でした。

当院の最新の装置は非常に速いスピードで検査ができるので姿勢を保つことが難しい方にも対応しています。
また、横たわることがどうしても苦痛の方には座った状態で前腕にて計測することも可能です。検査結果のレポートは患者様にもお渡ししています。

放射線科医師

部長 石田 毅
平成2年 近畿大学卒業
平成8年 大阪大学大学院卒業(医学博士)
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医

その他 連携施設

大阪大学医学部放射線医学教室

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